【北鎌尾根への準備】北鎌沢出会~北鎌のコル

連日暑い日が続きますが、皆さんお元気ですか?

 

私事ですが、先日迂闊にもNHKを観てしまいました。

そう、甲子園。全国高校野球選手権大会

 

暑い日差しが照り付ける中、汗を流す球児。

出せる声を振り絞り、励まし、応援する生徒。

クーラーの効いた部屋で、麦茶片手に画面を眺めるよしぽい。

 

高校生たちが輝き過ぎて、目に刺さってきた気がします。

目以外にも、いろいろ刺さった気もします。

 

 

今日はタイトルからもうサクッと。

今年の夏は北鎌尾根にチャレンジしようと考え計画を練っています。

 

北鎌尾根までのアクセスと北鎌沢出会~北鎌のコルの道中を検討しましたので

備忘のために記録しておきます。

 

【アクセス】

主要なアクセスは4つ考えられると思います。

上高地 ②新穂高温泉 ③中房 ④湯又

 

今回は単独ではなく同行者もおり、

日程に制約があるため上高地発着としました。

 

以下は検討の私見

上高地

【良い点】

北アルプスに来たぞって感じがする

交通機関でのアクセスが容易

【悪い点】

自家用車で来た場合、ゲート開閉により夜間に入れない

 

新穂高温泉

【良い点】

自家用車でのアクセスが容易、時間も気にしなくていい

【悪い点】

飛騨沢の登った後、東鎌尾根を経て水俣乗越へ行く必要がある

 

③中房

【良い点】

自家用車でのアクセスが難しい

【悪い点】

自家用車での周回コースが組めない場合、移動費が高額

周回コースで組む場合、時間に余裕が必要

 

④湯又

【良い点】

「これこそが北鎌尾根」という憧れ

【悪い点】

沢登りの経験と北鎌のコルへ至るまでの難易度

 

個人的には断然④に心魅かれます。

しかし、よしぽいはただのハイカー。

行ったこともないバリエーションルートで危険は冒せません。

 

なので、④は来年にしようと考え、①に決定。

 

バリエーションルートということもあり、

水俣乗越以降はコースタイムをネット上から拾い集めました。

 

過去の登山者のタイムから考えると、

水俣乗越から北鎌沢出会 1.5~2時間

・北鎌沢出会から北鎌のコル 2.5~3時間

くらいになるかと思います。

 

カシミールの地図で確認しながら計測したところ、

水俣乗越から北鎌沢出会(推定位置)まで 2.2km 650m下り

・北鎌沢出会から北鎌のコル(推定位置)まで 1.2㎞ 650m登り

なので、下りはだいたい良いところかなと。

 

ただ登り。

近くの良く登っている山と時間の比較から、

北鎌沢出会から北鎌のコルの登りは多分、相当、キツそうな予感。

 

そして気になるのが、右俣の道迷い。

ルートミスをすると難易度があがるようですので、

回避したいところです。

 

皆さん「右、右、左」と言わていますので、

地図からだいたいの標高を予想してみました。

 

【北鎌沢出会~北鎌のコル】

コルのところ赤色のピンを立てています。

北鎌尾根

 

右俣と左俣との分岐は問題なくわかるので、問題はその後。

・2150~2170mあたりに沢形状の分岐

・2350~2380mあたりにも沢形状の分岐があるのかな。。。

この二つが前半の「右、右」だと思います。

 

最後の「左」については、

・2450mの等高線が尾根っぽくなっているので

その手前くらいに分岐があるのか?と思います。

 

※赤線はカシミールでだいたいの位置にでルートを作ったものです。

 信頼度低し。

 

ということで、これを地図にメモって

現地で答え合わせをしながら楽しもうと思います。

 

スマホGPSが掲載される今日この頃、

●現在地を確認する

という手段は難しくないかもしれません。

 

ただ、現在地を確認するという以外にも、

●行ったことのない場所について地形が把握できる」

●行ったことのある別の地形と比較することにより行動の検討材料になる」

という利点もあるように感じます。

 

登山用品店での講習会やYOUTUBEで動画も紹介されていますし、

わかりやすい本も出版されています。

地図読みに興味があるかたは是非取り組まれて下さい。

 


 

 

国土地理院とかで地図データは手に入ります。

自分のペースで手軽に勉強しつつ、

近くの山を歩き理解を深めるという方法もできますね。

 

 

水場は右俣と左俣の分岐1920mくらい?が基本的に最終と考えるとのことですので、

水も忘れずに組んでいこうと思います。

 

重たいですが、精神衛生上良いので。